クリ(栗)chestnut

イガイガの中は あまい実


クリ:ブナ科

・日本に自生する落葉果樹。古くから日本で育てられ、なんと縄文時代の遺跡からも発見されています。

・秋が旬の果実で、私たちが食べているのは、種子の部分です。

・日本のほか、ヨーロッパや北アメリカ、中国等でも栽培されています。


クリの花

6~7月頃に、ひも状で 噴水のような花が咲き、独特の香りをただよわせます。

白い穂のように見えるのが雄花で、雄花が80~150個ぐらい咲きます。雌花は 雄花の付け根のあたりに1~2個あります(1つの雌花には3個の子房があり、受粉した子房には、中心に幼い果実が3個できます)

夏の青い実

夏~初夏に大きな青いイガ。

イガは苞(花や実につく特殊な葉)が成長して変化したもので、若いうちは、とてもやわらかいです。

実が熟すと、だんだんイガが茶色に色づき、かたくなります。

収穫の頃

9月中旬から下旬に熟し、イガが割れます。イガの中には、3個の果実が入っています。

秋の栗拾い。果実は甘みがあり、良い香りがします。

果実はそのまま茹でたり、菓子に入れたりして、いただきます。

9月9日「重陽の節句」は別名「栗の節句」と言われ、秋は栗のお菓子がおいしい季節です。

くりのお菓子

和洋ともに栗のお菓子は人気があります。



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栗きんとんの作り方
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