アナゴ(conger eel)& チンアナゴ(spotted garden eel)

ひょろひょろ にょきにょき

アナゴのなかまは世界に約160種といわれ、日本には約25種がすんでいます。

アナゴは 体の前から最後部まで 測線がはっきりとしています。



マアナゴ

私たちがふだん食するアナゴは、内海の砂泥底にすみ、特に海藻の多い所で見られます。夜行性で、主に小魚やエビやカニ等を食べています。

アナゴは触れることで安心する接触走性の魚。せまいところで身を寄せ合う姿がユニークです(須磨海浜水族園にて)

ニシキアナゴとチンアナゴ

サンゴ礁の砂底に群れを成して暮らしています。巣穴から頭だけを出して、プランクトンを食べます。

ニシキアナゴ

全長38cm程度で、オレンジ色と白色の美しいまだら模様をしています。

チンアナゴ

全長40cm程度。頭側部に黒点があります。

「チンアナゴ」の名前の由来は、顔が犬の「ちん」に似ていることから。



7月5日は「あなごの日」:あなご(穴子)は夏が旬の海水魚(ウナギ目アナゴ科)。ビタミンAやカルシウムが豊富で、夏バテ防止になり、7(ナ)5(ゴ)のごろ合わせにもなることから制定。チンアナゴもあなごの仲間です。

11月11日は「チンアナゴの日」:砂から並んで顔をのぞかせている姿が 数字の「1」に似ていることから制定。例年、水族館などで チンアナゴにちなんだイベントが開かれます。


※ このページの写真は美ら海水族館、海遊館、須磨海浜水族園、京都水族館、ニフレルにて/説明は「魚(小学館)」「沖縄美ら海水族館写真集」より抜粋しています

※ 似ている魚

ウナギ(クリックすると別ページに移動します)
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ウツボ
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