バラ(Rose)

心地よい風に 甘い香り


 バラ(薔薇/バラ科バラ属)

・春(5~6月頃)と 秋(10~11月頃)に 二度咲く品種が多く、年2回楽しめます。

・樹勢が強く、耐寒性も高いので、全国で栽培されています。とても多くの品種があり、花びらの色や形や数も多彩。茎にトゲがあるものが多くみられます。

・香り高く、香水やジャム等に使われています。

・花言葉は「愛」「美」「恋」など



ハイブリッド・ティー系(HT:Hybrid Tea)

樹形が直立から半直立状になり、高さは1.5m以上に達します。四季咲きの大輪で、花の直径が15cm以上になるのも珍しくありません。たくさんの品種があり、色も豊富です。

↓ アブラカタブラ、ピース

↓ シャルル  ドゥ ゴール、ラブ

↓ プリンセス ドゥ モナコ、金閣

↓ 黒真珠、青空

↓ 朝霧、白鳥

※以下は アルテス'75、ブラックティー、ランドラ、ロイヤスハイネス、光華、女神等

大輪のバラの花びらは、「剣弁(剣のようにとがった花びら)」が多くみられます。


フロリバンダ系(FL:Floribunda Rose)

横方向に伸びる性質のものが多く、樹高は1m程度。四季咲きの中輪で、花の直径は10cm前後です。花数は豊富。

一本の茎に多数の花が房になって咲いています。

↓ 桜霞、レオナルド・ダ・ヴィンチ

↓ うらら、サプライズ

↓ ピンクシフォン、ブルーバユー

※以下は ピンクアイスバーグ、プリンセスミチコ、ガルデンツァーバァ’84、モナリザ等


つるバラ(CL:Climbing Rose)

「クライミング(ローズ)」といわれ、つる性の枝を数メートルでも伸ばします。 庭園では、アーチやフェンスにからませて、造形美が楽しまれています。花の大きさは大・中・小と様々で、開花期も一季咲き、四季咲きがあります。

↑ 春霞、カクテル、つるブルームーン、つるチャールストン、ピェール  ドゥ ロンサール


ミニチュアローズ(MIN:Miniature Rose)

15-40cmの低い位置で咲く花で、花の直径も2cm程度と小輪。四季咲き一茎にたくさんの花を房状に咲かせます。

↑グリーンアイス、ジェニー、スザンナ、ミルキーウェイ



バラはお手入れが大切な花。剪定がもっとも重要と言われ、バラ園では いつも ていねいに お手入れされている様子を 見かけます

バラの描き方(別ページに移動します)
バラの描き方(別ページに移動します)

※このページのバラの写真は、京都府立植物園、万博記念公園、若園公園バラ園、中之島公園等にて撮影。

※このページの説明は、各植物園のパンフレットや案内板、公益社団法人農林水産・食品産業技術振興協会のホームページを参照しています。



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春の花
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