ゴリラ(gorilla)

世界一大きいサル


ゴリラ(gorilla霊長目ヒト科)

・アフリカ大陸の熱帯雨林にすみ、大きくはニシローランドゴリラ(ニシゴリラ)とヒガシローランドゴリラ(ヒガシゴリラ)の二種類に分類され、日本の動物園で飼育されているのは、すべてニシゴリラです。絶滅が危惧され、ゴリラに会える動物園も減っています。

・エサは、野生のゴリラはおもに葉や茎など。動物園のゴリラは、野菜やくだもの、ゆでたまご、食パンなども食べます。

・こどもや若いゴリラは木に登りますが、おとなになると ほとんど地上で生活します。

9月24日は「世界ゴリラの日」野生のゴリラの保護と、生息地である森林などの自然を守ることを目的として、ダイアン・フォッシー・国際ゴリラ財団が制定(2017年)



シルバーバック(オスのゴリラ)

ゴリラは、おとなのオスと 複数のメスと その子ども達とで 群れを作って、集団でくらします。群れをひきいるオスが 懸命に 群れを守ろうとすることで知られます。

ゴリラのオスは、おとなになると 背中が白くなり、「シルバーバック(銀色の背中)」と呼ばれます。サルのなかまで一番大きく、 身長が170cm~180cm、体重が150~170kg程度と風格があります

おとなのオスは、両手で胸をたたくドラミングという行動をすることがあります。興奮したり、緊張したり、自分の力を示そうとしたりする時だけでなく、仲良くしたい時にも 胸をたたくようです。

 

筋肉質なからだつきとは異なり、性格はおとなしく温和で、臆病、神経質と言われます。

ゴリラは、歩くときに、手(前あし)の てのひらをつけず、げんこつを 作って歩きます(ナックルウォーキング)。手にモノを持って歩くこともできます。

ヒトと同じように、しっぽ(尾)はありません。

※写真のゴリラのオスは京都市動物園の「モモタロウ」、東山動物園の「シャバーニ」、神戸市立王子動物園の「ヤマト」

メスのゴリラ

メスの身長は100~150cm程度、体重70~90kg程度と、オスにくらべて小柄です。

こどものゴリラ

子どものゴリラは、思春期になると、集団を離れ、やがて新しい自分の集団を作ります。

※写真は メス(母)「ゲンキ」・子ども「ゲンタロウ」(京都市動物園)



※以下は京都市動物園の説明より

※ 写真は京都市動物園(2017年)、東山動物園(2017年)、神戸市立王子動物園(2014年)

説明は各動物園内の説明、および「京都市立動物園ハンドブック」「動物(小学館)」「動物(学研)」「東山絶滅動物園」「科学のふしぎ(ひかりのくに)」「こども大百科(小学館)」より抜粋



※下記の霊長類(サルのなかま)は別ページがあります

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