七草がゆ

さっぱり 七草がゆ


人日(じんじつ)の節句(1月7日)に、お正月のごちそうで疲れた胃を休めるとともに、「病気をしない 丈夫なからだをつくる」という願いをこめて、朝、七草がゆを食べる風習があります。

材料(2人前)

・白米…1/2カップ

・水…2カップ半程度を目安にお好みの硬さに調節(炊飯器の場合は、おかゆ機能の目盛りに合わせてください)

・春の七草…市販品1セット

・塩…ひとつまみ(お好みで調節)

※ 小さく切ったおもちを入れる地域もあります



〈 作り方 〉

① お米をとぐ

① お米をとぎます

※ 炊飯器(おかゆ機能)でも 同様に できます

② 水を入れ、沸騰したら 蓋をして ごく弱火でコトコト30分程度 煮ます

③ スズナ(カブ)とスズシロ(大根)は、洗って丸ごと薄くスライスし、熱湯で2~3分 ゆがきます。他の5種類は洗って、熱湯にさっとくぐらせ、粗く刻み、軽く絞ります。

④ おかゆが炊き上がったら、塩で味を調え、③の七草を加えてできあがり。



フリーズドライや レトルト等も 便利。

ダイコンやカブを浅漬けにして おかゆにのせても おいしいです(写真は二十日大根)

七草がゆ

七草がゆの由来

古代中国(唐の時代)で、1月7日に、七種類の若菜を入れた温かい吸い物を食べて、一年間の無病息災を祈るようになった風習が、日本に伝わり、日本古来の「若菜摘み」と結びついて、「七草がゆ」となったようです。江戸時代に五節句のひとつとして定着しています。

※五節句:江戸幕府が定めた式日で、1月7日の人日、3月3日の上巳、5月5日の端午、7月7日の七夕、9月9日の重陽をさします。



※ 下記は別ページがあります

春の七草(草花の説明)
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あずきがゆ
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