カタクリ(Katakuri)

山の春


カタクリ

・早春の山中に、日差しを待っていて、日に当たると花が開き、花が終わると、また次の春まで休眠します。

・根茎から 質の良い 片栗粉が 採れます。



カタクリの葉

早春に葉を出します。すべての株が花をもつわけではなく、葉を出して、養分を作り、初夏に枯れる時に、地下の肥大した部分(鱗茎)に、養分をたくわえていきます。

カタクリのつぼみ

タネから発芽して、7~8年ぐらい経った春に、ようやく つぼみが出て、花を咲かせます。

カタクリの花

淡いピンク色の花を うつむきかげんに 咲かせます。晴れた日だけ花を開き、花が終わると、とけるように地上部がなくなります。

大阪市立自然史博物館のカタクリの説明より
大阪市立自然史博物館のカタクリの説明より
カタクリ

春 出会えると うれしい 山野草


※このページの写真は、兵庫県六甲山と長野県戸隠高原にて。

※説明は大阪市立自然史博物館、六甲高山植物園、京都府立植物園の案内板、および「六甲高山植物園ガイドブック」「植物(小学館)」「野の花図鑑(築地書館)」参照しています。


※早春の山野草等については、下記もページがあります。

福寿草
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フキノトウ
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ザゼンソウ
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セツブンソウ
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ユキワリソウ
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早春の花もくじ
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四季の花と実トップ
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