クリンソウ(Primula japonica)・サクラソウ(Primrose)

・桜を連想させる愛らしい花で、江戸時代から、愛されてきました。

・園芸用のサクラソウは、3月頃に咲き始め、やわらかなピンク色が、春を彩ります。

・自生地のサクラソウは、3月下旬から4月頃に咲き始めます。特に山間地帯の湿地に自生するクリンソウは、開花が遅く、5~6月頃に咲く地域が多いです。



クリンソウ(九輪草)Primula japonica

初夏 水のほとりがピンク色に

クリンソウ(サクラソウ科)

・谷間の水のほとりや山あいの湿地に自生する多年草。花は4~6月頃に開花。

・日本のサクラソウの中ではは最大で、大きいものでは、高さが80cmにもなります。花の多くは、ピンク色や白色です。

一本の花茎に 花を輪状につけ、この輪が何段にも咲き上がっていく様子が、仏塔の九輪を思わせることから「クリンソウ」と和名がついたそうです。花は下から上へ順に咲きます。

写真上は、六甲高山植物園。例年では5月中~下旬頃、クリンソウが一斉に開花します。海抜865m。六甲高山植物園は北海道南部に相当する冷涼な気候で、クリンソウの他にも、いろいろな珍しい高山植物を見ることができます。

※このページのクリンソウの写真は、六甲高山植物園、京都市立植物園、宇治市植物公園にて撮影しています。

六甲高山植物園のクリンソウの説明より
六甲高山植物園のクリンソウの説明より

西洋サクラソウ(Primrose)

サクラソウ属の植物は500~600種があると言われ、色もピンク系、白、紫を中心に、バリエーションが豊富。

西洋名の「プリムラ」はラテン語の「primus(最初)」が語源で、早春、花が他に先駆けて咲くことにちなんでいます。

特に日本のサクラソウとよく似た種類の「プリムラ マラコイデス」は、株全体に白い粉がつくことから、和名ではケショウザクラ(化粧桜)・オトメザクラ(乙女桜)等と呼ばれています。



※下記は別のページがあります。

ミズバショウ
ミズバショウ
初夏の花(5~6月頃)
初夏の花
春の花
春の花
四季の花と実トップ
四季の花と実トップ