スイレン(睡蓮)Water lily

水辺にただよう清涼感


スイレン(睡蓮):スイレン科

・丸い葉を水面に浮かべ、涼し気で美しい花を次々と咲かせます。

・夏から秋にかけて、日本の公園や川辺等で見かける耐寒性スイレンの多くは、朝日があたる頃に ポンと開き、午後には 眠るように 花を閉じますヒツジグサの漢名である「睡蓮」に通じ、 「眠る蓮(ハス)」の意味があります)

・花言葉は「清純なこころ」「信頼」など



※スイレンには 大きく「熱帯性スイレン」と「耐寒性(温帯)スイレン」があります。

熱帯性スイレン

・熱帯原産種の交配によって改良されたもので、夜に花が咲く品種が多くみられます。寒さに弱く、水温25度以上が必要と言われ、植物園では温室で展示されています。

・豪華な大輪の花を咲かせるものが目立ち、色も、紅、ピンク、紫、藤色、オレンジ色、黒紅色などと、多彩です。

↑ニンファエア・イミュタビリス

↑レパーデス

↑左)キンブオブブルー、右)スターオブサイアム

↑ディレクター G. T. ムーア

↑左は大輪の黄色(ムーンビーム)

スイレンのつぼみ
スイレンのつぼみ

耐寒性(温帯)スイレン

フランスの画家クロード・モネが愛したスイレン。小ぶりのやさしい花と 丸い葉が、池に広がります。

温帯原産の種類で、寒さに強く、冬でも池中で枯れにくいので、園芸用としても人気です。

紅色と白色をよく見かけますが、黄色や黒紅色等の種類もあります。

↑ラロック

↑テキサスドウン

↑ブラック・プリンセス

↑オールモストブラック

↑コロラド

↑サンギネアとペリーズベイビーレッド

↑公園のスイレン



スイレンとハスの違い

スイレンの花は水面に咲き、ハスは水面から高く突き出て咲きます。また、ハスには撥水性があり光沢がなく、スイレンは撥水性はないけれど光沢があります。(草津市立水生植物公園みずの森の説明より)

 

スイレン池では、水の中に入って、熱心にお手入れをされています。

よく似た花より

ハス(別ページに移動します)
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オオオニバスは別ページです
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※このページの写真は、草津市立水生植物公園みずの森、神戸市立森林植物園、京都府立植物園、大山崎山荘美術館、緑地公園、近隣の公園や池にて。

 

※このページの説明は、各植物園の案内、および「植物(小学館)」、「花と緑の園芸百科(山と渓谷社)より抜粋。



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