チンパンジー(Chimpanzee)

進化の隣人


チンパンジー:霊長目ヒト科

チンパンジーは、進化の過程で、もっともヒトに近い動物とされ、『進化の隣人』と呼ばれることもあります。昔、ヒトとチンパンジーは同じ一つの生き物だったのが、500万年前に枝分かれしたそうです(京都大学野生動物研究センターホームページより)

 

主な生息地は アフリカ/体長 65~100cm程度/体重25~80kg程度。



社会性が高く、野生では、20~100頭ぐらいの群れでくらし、動作や表情、また30種類以上出す声などで、なかまとコミュニケーションをとります。

頭が良く、ヒトと同じように、工夫して道具が使えます。

一方で、ヒトとちがって、手の親指と同じように足の親指が長く、足でも器用に、物をつかんだり、運んだりすることができます。

人間と同じ雑食で、いろいろなものを食べます。ナイフやフォークも使えるそうです。

(動物園のエサは、リンゴ、オレンジ、グレープフルーツ、サツマイモ、トマト、キャベツ、ナス等)

チンパンジーは、子どもの頃は、顔がピンク色や肌色をしていますが、成長するにつれ、だんだん黒く変化します。

地上を移動する時は、ナックルウォークと言われる歩き方で、手をグーの形にして、手の背を地面につけます。

自分の力を見せつける「ディスプレイ」という行動をするので、動物園では、暴れたり、大声を出したりと、とてもにぎやかで、さわがしいそうです。


京都市動物園のチンパンジーの説明
京都市動物園のチンパンジーの説明

「世界チンパンジーの日(World chimpanzee day)(7月14日)」:人類の最も近い生き物であるチンパンジーの魅力や現状を多くの人に知ってもらうために制定。野生のチンパンジーの研究で、多くの功績を残しているジェーン・グドール博士が研究を始めた日(1960年7月14日)に由来

※ このページの写真は神戸市立王子動物園、京都市動物園、白浜アドベンチャーワールドにて。

※ 説明は各動物園内の説明、および「京都市立動物園ハンドブック」「旭山動物園ARどうぶつ図鑑(東京書籍)」「動物(小学館)」「動物(学研)」、京都大学野生動物研究センターホームページより抜粋



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