クレマチス・テッセン(clematis)

強い日差しに負けない彩り 


クレマチス(キンポウゲ科)

・つる性の植物で、細くしなやかなつるから、鮮やかな花を咲かせます。

・世界中に分布し、温帯地域を中心に300種以上の原種と豊富な園芸品種があり、様々な色、形、咲き方が楽しめます。

・花期は5~10月頃が一般的ですが、一年中楽しめる四季咲きのものもあります。

・花言葉は「精神の美」「創意工夫」「策略」「旅人の喜び」



テッセン(鉄線)

白い花びらに中心が紫色とコントラストが美しい花。中国原産で、日本でも古くから愛されてきました。茎が鉄でできた線のように強いことが「テッセン(鉄線)」の名の由来といわれています。

咲き始めはグリーンがかっていますが、だんだんと白くなっていきます。

花期は初夏5月頃から9月頃まで。一つの花が1か月ぐらい咲き、長く楽しめます。

クレマチス(一重)

クレマチスは、中国産のテッセンと日本産のカザグルマ等の交配品種で、1800年代にイギリスを中心に品種改良され、日本には明治末期頃から逆輸入されました。現在も交配により多くの品種が生まれています。

はなびらは6~8弁花が多いですが、中には4弁のもの、八重咲きのものもあります。

すっきりシャープな印象

花の色は、白、紫、藤色、紅、赤筋入り等と豊富。和風にも洋風にも調和し、多用途に使え、人気があります。

クレマチス(八重)

クレマチスの「八重咲き品種」は、花びらが幾重にも重なり、華やかです。花もちが良く、観賞期間が長いのも魅力です。

写真は「クレマチス・ダッチェス・オブ・エジンバラ(白万重/しろまんえ)」咲き進むにつれて花弁は中心部の緑色が白くなります。



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