ひまわり(sunflower)

ニコニコ 大輪


ヒマワリ(キク科)

・7~9月頃、真夏の太陽の下、日本全国で咲く 元気な花。明るい太陽を思わせる花の形から、英語でも sunflowerと呼ばれます。北アメリカ原産。

 ・1つの大きな花に見えますが、実は多数の花が集まって、1つの花を形成しています(頭状花序)

 ・タネは食用になり、油もとれます。

・花言葉は「あこがれ」「愛慕」など。



ヒマワリのつぼみ・花・たね

若いつぼみは 花首が動き、まるで太陽を追うように見えます(朝は東、昼頃に上、夕方は西、夜に向きを戻します)

開花後は 花首が固定しますが、中には 開花後も太陽を追う種類もあるそうです。

ひまわりの種

開花後、約1か月半から2か月で種ができます。

食用として販売されているヒマワリの種は、ミネラル・ビタミン・葉酸等が豊富で、栄養価も高く、海外では、手軽なおやつとして食べられているそうです。

夏の風物詩、ひまわり畑。

八重

一般的なヒマワリは花の中心が管状花(茶色い部分)で構成されていますが、八重咲きの品種は花全体が花びらで満たされたように見えます。

↑テディベア

↑モネのヒマワリ

色は黄色やオレンジ色が多いです。

赤や褐色

チョコレート色の花を咲かせる品種もあります(順にカクンバーリーフ、フロリスタン、ショコラ、プラドレッド)

不思議な色合いのヒマワリ(ダブルダンディー等)



他にも様々な種類があります(順にビューティフルサン、パチノゴールド、パチノコーラ、パン、サンリッチミックス)


ヒマワリの色水吸水実験(水の通り道の観察)

ヒマワリに食紅を入れた水を吸わせて、道管の様子を観察する実験の結果です。(700mLの水に対して食紅5.5g程度の濃いめの色水にしています)

双眼実体顕微鏡にて、左側がヒマワリの葉、右側がヒマワリの花びらで、赤く染まったところが水の通り道です。

茎の水の通り道は真っ赤になってしまい、失敗してしまいましたが、成功すると、ヒマワリは双子葉類なので、上の図のように、道管部分が赤く染まります。

茎は水中で茎を切り、48~60時間で観察しなければ、うまくいかないようです。

ヒマワリの日

7月14日は「ひまわりの日」。1977年7月14日、日本初の静止気象衛星となる「ひまわり1号」が打ち上げられた出来事にちなんで、記念日として制定されました。

気象衛星の「ひまわり」という名前は、植物のひまわりが常に太陽の方を向いているように、気象衛星も常に地球を見続けていることから名付けられたそうです。



※このページのヒマワリの写真は、京都府立植物園、ひまわりの里まんのう(香川県中山ひまわり団地)、万博記念公園(大阪府)、あわじ花さじき、古宇利島(沖縄県)等にて撮影

※このページの説明は、各植物園や公園の解説、「植物(小学館)」「飼育・栽培(学研)」等より抜粋。


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あさがおの観察(別ページに移動します)
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