秋の香り
キンモクセイ(モクセイ科)
・9月下旬から10月下旬頃(半袖では寒さを感じる頃)、ある日突然に開花し、あたりいっぱいに よい香りが広がります。この花が咲くと、徐々に秋が深まります。
・中国原産の常緑小高木。生け垣や庭木等として、各地に植えられています。
・花言葉は 「気高い人」「謙虚」など
枝先の葉のつけ根部分を中心に、たくさん小さなつぼみがつきます。朝晩の冷え込みとともに、つぼみがふくらんできますが、つぼみは目立たず、遠目には枝の節のようにも見え、意識しないと見逃してしまいます。
小さな花を密集させて咲きます。
開花は年によって違い、朝晩が肌寒くなる時期が一つの目安。気温が高いほど開花時期は遅くなると言われます。
花は橙黄色で、とても強い香りがします。離れた場所でも気づくことから「千里香」という別名もあります。
日本のキンモクセイは雄株と言われ、まず、実はできません。花弁4枚の雄花で、めしべは退化しています。
3~4m程度の低い木をよく見かけますが、成長すると5~6mもの高さになります。太陽の光を受けると、名の通り、金色に輝いて見えます。
キンモクセイの花が散った日は、一面がオレンジ色のじゅうたんのようになります。
落ちた花は、陰干し等して乾燥させ、漢方薬として使われています。胃炎、低血圧症、冷えの改善、不眠症、イライラの緩和等に効果があるそうです。
白ワインに漬けたものが桂花陳酒(ケイカチンシュ)、花を乾燥させたお茶が「桂花茶(ケイカチャ)」。
いずれも香りの高い飲み物で、胃腸の調子が悪い時に、少量試してみても良いかもしれません。
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【 サイトマップより抜粋 】
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