年末年始恒例の干支大絵馬
縁結びの神様で知られる生田神社(兵庫県)は年の瀬に 翌年の干支の巨大絵馬が描かれることで有名です(高さ約2m、横幅約3m)
ロシアのウクライナ侵攻が発生した2022年。翌年は「聞く耳を持ち、飛躍する1年に」という願いを込めて、大槻和浩さんが約3カ月かけて描かれました。アクリル絵の具の優しいタッチで、柔らかな表情のウサギが描かれ、心穏やかな新年への願いが込められています。※神戸市Kさん写真提供(2021年12月)
新型コロナウイルスの影響が続く中での、洋画家の八木茉莉子さんの作。夏頃から描き始めたという絵馬には、金色に光る目の「寅」と、前に進むという意味を込めたトンボなどが描かれています。※神戸市Kさん写真提供(2021年12月)
新型コロナウイルス禍の2020-2021年。洋画家の片山光波さんによる巨大なウシは、麻布にテンペラ画で、光や角度等で色合いが変わるとのこと。片山さんは「とかくバタバタしがちだが、どっしりとしたこの牛のように心落ち着けて過ごせる年になってほしいですね」と語られています。※神戸市Kさん写真提供(2020年12月)
豪雨や台風被害が相次いだ2019年。小原実知成さんは「上を向くネズミと寒ツバキに希望を込め、夫婦岩はレクイエム(鎮魂曲)として表現した」と語っておられます(宙を舞う紅白の寒ツバキと対になるよう、左下に夫婦岩が描かれています)
※神戸市Kさん写真提供(2019年12月)
北山義明さんにより アクリル絵具で ほほえましいイノシシとウリボウの親子が描かれています。イノシシのように目標に向かって、前向きに進んでほしいという願いがこめられているそうです。※神戸市Kさん写真提供(2018年12月)
井上展也さんの油彩により、ほのぼのととした秋田犬の親子が描かれています。「今は少子化の時代。子どもがたくさん生まれるよう思いを込めた。」と話されているそうです。かわいらしい6匹の子犬に ほのぼのします。
神戸開港150周年の2017年は、松下元夫さんによる 神戸港の日の出と力強いニワトリ。「ニワトリは朝を告げ、夜の邪気を取り払う縁起のいい動物。幸せな一年を迎えてほしい」と話されています。
松下元夫さんによる やさしい色合いのサル。「サルだけに、来年は悪いことが去り、幸運の年でありますように。」との願いが込められているそうです。
中西勝さんによる大胆でカラフルなヒヅジ。御岳山の噴火等の自然災害の多かった年で、再び悲惨な自然災害が起こらないことへの願いが込められています。花をくわえたヒツジや、色鮮やかな月に、御岳山も描かれています。
生田神社(兵庫県神戸市中央区)では、例年、12月ごろから1月下旬ごろまで、拝殿付近に 巨大絵馬が飾られています。高さ約2メートル、幅約3メートルもある絵馬です。
※このページの説明は、神戸新聞の記事を参照しています。
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