生き物の宝庫
サンゴは、植物に見えますが、クラゲやイソギンチャクに近い「動物」(刺胞動物)。ポリプ(サンゴ虫)という小さな生き物が、かたい骨のくぼみに入っています。
ポリプ(サンゴ虫)は、褐虫藻(かっちゅうそう)とよばれる植物プランクトンを共生させ、褐虫藻の光合成によって作られた 酸素と栄養をもらって、石灰質の骨格を作り、長い年月をかけて成長します。
一方、褐虫藻は、ポリプの中で安全にくらしながら、ポリプが出した二酸化炭素を利用しています。
サンゴは、暖かく、水が澄み、また、日光が届きやすい浅い海で 見られます。サンゴの小さな個体がいくつも集まって、群体を形成し、島のようになった地形は、サンゴ礁と呼ばれます。
サンゴ礁には、生き物が隠れる すきまが多く、たくさんの生き物がすんでいます。
サンゴにはたくさんの種類があります
キサンゴのなかま
木の枝のような形のサンゴ
ハチの巣のように穴があり、平らな形のサンゴ
いろいろなサンゴ
沖縄では、古い民家の石垣や石畳などで、サンゴが活用されています。
サンゴでできた塀は、すきまが多く、風が通り抜け、強風でも崩れないそうです。
※このページの写真は、須磨水族館、和歌山県立自然博物館、海遊館、沖縄県等の海にて。
※ 説明は、「子ども大百科(小学館)」「サンゴ礁と海の生き物たち(誠文堂新光社)」「NHK for school」より抜粋。
※サンゴの日(3月5日):サン(3)ゴ(5)の語呂合わせから、世界自然保護基金が1996年に制定。
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