イワシ(sardine)

小さな魚の 大きな群れ


イワシ等のニシン目の魚は、世界の浅い海に約290種、淡水域の約70種が生息するといわれます。うろこがはがれやすく、弱い種類が多いですが、大群でギュッと集まって泳ぐことで、敵から身を守っています。


水族館のイワシの水槽

大きな水槽を 光を放ちながら ゆったり回遊する姿が人気です

マイワシ(ニシン科)

表層で大きな群れを作って回遊し、プランクトンを食べます。体の側面に黒色斑列があります。(全長30cm程度)。

旬は夏頃(5~8月頃)。最も脂がのるのは6月頃の梅雨時期で、この頃に水揚げされるマイワシは「入梅イワシ」と呼ばれています。

カタクチイワシ(カタクチイワシ科)

海面近くに大きな群れですみ、口を大きく開いたまま泳いでプランクトンを食べます。イワシの中では一番小さな種類。(全長15cm程度)

旬は秋から冬(9月~1月頃)とされていますが、産地により旬が異なり、だいたい一年を通して味わえます。


メザシはイワシの干物の一種。

節分には、イワシを食べる、または飾る風習があります。イワシの強烈なにおいと燃焼時の煙が鬼を寄せ付けないからだそうです。

「イワシの日」:10月4日

「1(イ)」「0(ワ)」「4(シ)」の語呂合わせより/大阪府多獲性魚有効利用検討会(大阪おさかな健康食品協議会)によって昭和60年に制定〕


※ このページの写真は主に海遊館、京都水族館にて。説明は「こども大百科(小学館)」「新ちきゅう大図鑑(別冊家庭画報)」参照。


※ 下記は別ページがあります

空:いわし雲・さば雲
空:いわし雲・さば雲
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