世界一小さな国
バチカン市国は、ローマ教皇を最高権威とする独立国で、世界中に10億人の信者がいるキリスト教最大の宗派カトリックの総本山。イタリア・ローマ市内の北西部に位置し、国の外周は約3km、広さ約0.44㎢と世界最小にして、貴重な建築や美術品が数多く残り、国土のすべてが世界遺産(文化遺産)に登録されている。
キリスト教の教会建築としては世界最大級の規模を誇る。カトリック教会の伝承によれば、創建は4世紀で、ペテロの墓の上に建てられたとされ、現在の建物は、16~17世紀にミケランジェロの設計で改築されたもの。
※上の写真はサン・ピエトロ大聖堂正面ファザード
↑大聖堂のクーポラ(ドーム)を内側から見上げたところ
↑サン・ピエトロ広場の中央にそびえるオベリスク。紀元前40年ごろにエジプトから運ばれ、一度移設はされたものの、これまで倒れたことがない。
ルネサンス、バロック時代の巨匠 ミケランジェロ、ベルニーニ、ラファエロなど、数多くの芸術家・建築家の作品が いたるところにあり、荘厳な雰囲気をただよわせている。
歴代ローマ教皇による世界有数の美術の博物館。ヴァチカン美術館を鑑賞すると、最後にシスティーナ礼拝堂に入ることができる。
※上の写真は昔の美術館入口。80歳のミケランジェロと37歳のラファエロの像がある。
ローマ教皇の公邸であるバチカン宮殿の礼拝堂で、様々な儀式やコンクラーヴェ(教皇選挙)が行われる場所。ミケランジェロの「最後の審判」と「天地創造」を始め、礼拝堂そのものが貴重な芸術の宝庫。
※撮影禁止のため、内部の雰囲気は「大塚美術館」をご参照ください。原寸大の陶板で壁画等が再現されています。
※このページは 2019年11月のローマ教皇の来日を記念して作成しました。説明は「世界の国ぐに(小学館)」「世界遺産(学研)」より抜粋。
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